スタジオ内覧会について

本日は、三件連続で内覧会が入っておりました。
内覧会とは言っても、ただただスタジオを見学するだけではありません。
撮影を前提としたスタジオのチェックも兼ねております。

まずは搬入口や搬入経路の確認です。
入り口のサイズから、ドアの開閉に至るまで、事細かにチェックします。
商品が入らなければ撮影もできません。
搬入シミュレーションは必ずスタジオ内覧を通して行っていただいております。
双方にとって撮影前の確認は重要です。

そして1Fメインスタジオ。スタジオサイズの確認にはじまり、
防音設備や大型ライトバンクの説明、更にトライキャスターの実演も行います。
クロマキーカーテンと床マットで4面デジタルグリーンバックの空間を作り、
トライキャスターを通じて、バーチャルセットを鑑賞していただきます。

実際に撮影/制作した事例の紹介や、メイキング映像、
背景CGと実写の合成をリアルタイムでチェックするデモンストレーション。
これだけ説明するのに30分はかかります。

次は2F小型スタジオにてスチール撮影のご案内。
アパレルの置き撮りや小型製品の撮影事例等を見ていただきます。
メインスタジオほどサイズを取らないものに関しては、
すべて小型スタジオでカバーできるメリットを知ってもらいます。

最後に3Fハウススタジオです。
ここは実際に見ていただかなければ、空間の広がりを感じていただけません。
太陽の昇る方角もそうですが、どれぐらいの光量が入るかは、
撮影時間帯に合わせて見学された方が確実です。
ダイニングテーブル、ラグマット、各種チェアといった撮影備品も、
逐一チェック＆スマホで撮影が行われます。

このように、内覧会ひとつ取っても重要なロケハンになります。
ぜひワンスタの内覧会を通して、撮影イメージを感じていただきたいと思っております。